弊社のカスタマーサービスには、「プールを建てるにはどれくらいの費用がかかりますか?」というお問い合わせがよく寄せられます。このようなお問い合わせには、カスタマーサービス側で回答するのが困難です。プールの建設は、場所を決めて穴を掘り、レンガを積み上げ、パイプを繋ぎ、ポンプをいくつか設置するといった、想像していたような単純な作業ではなく、段階的に進められるプロジェクトだからです。もしこのようなことをしてしまうと、1シーズンも経たないうちにプールが沈み、ひび割れてしまう可能性があります。水漏れから、遊泳者の安全を脅かす深刻な事態まで、投資が無駄になってしまう可能性があります。上記は、あるお客様の実情です。
まずはプールの建設方法をご紹介します。
まず、場所を確保し、建設会社を見つけて、建設したいプールの形状、仕様、地上設備(更衣室、トイレなど)を建設会社に詳しく伝え、建設会社に設計と予算の支援をしてもらいます。そして最後に、私たちのようなプール設備会社に建築設計図を渡します。私たちは、建築図面に基づいて循環パイプライン図、循環機器図、回路図などを再設計し、機器に合わせてコンピューター室に必要なスペースをフィードバックします(このスペースを報告する必要があります)。プランに合意した後、詳細な見積もりを提出します。
したがって、プール建設に必要な費用は、土地代、施工費、そしてリサイクル設備費の3つにまとめることができます。プール建設に着手する前に、まず上記の各項目の予算を把握することをお勧めします(設計図がない場合、非常に大まかな見積もりしかできず、大きな誤差が生じる可能性があります)。投資総額を超えなければ、実施できます。
プール循環設備プロジェクトは、主に配管、循環水ポンプ、ろ過砂タンク、自動監視・計量システム、加熱設備、配電などで構成されます。そのため、建築設計図がなければ配管の本数を把握できず、水中照明の要否も判断できません。配線費用も発生します。そのため、図面がなく、設備が具体的に決まっていない場合、お見積もりは大きく変動します。ここでは、以下の2つのプールを例に挙げます。
標準プール(50×25×1.5m=1875m3):加熱、照明、オゾンシステムなし
リサイクル設備プロジェクトの推定価格は約100,000米ドルです。(15馬力のウォーターポンプ5台、1.6メートルの砂ろ過装置4台、自動監視投与システム付き)
標準プールの半分(25×12×1.5m=450立方メートル):暖房、照明、オゾンシステムなし
リサイクル設備プロジェクトの推定価格は約50,000米ドルです。(3.5馬力のウォーターポンプ4台、1.2メートルの砂ろ過器3台、自動監視投与システム付き)
投稿日時: 2021年6月24日